Yasukazu Tanaka ~ the vision of the world

田中靖和の世界観 ~ 好きな時に 好きな人と 好きなところで 自由に過ごす楽しい時間を積み上げる人生

*

2022/12/11 ブレインサミット ~ 認知症は100%防げる!家族、親戚から認知症をゼロにする方法 高卓士

   

認知症は100%防げる!家族、親戚から認知症をゼロにする方法

■講師:高卓士

認知症の辛さ

暮らしができなくなる恐怖感
最初は 鬱など 精神病で気づく人が多い

エーザイ 開発  アデュカヌマブ
月1回 点滴  年間 320万円かかる高価な薬

進行を遅らせることはできるが、悪化を遅らせるだけ

いかに高価な薬をもってしても、根治は無理

なので、われわれは
とにかく、認知症に ならないよう、
100 % 防ぐことを 考える

周辺症状

いかに初期段階で発見するか?

「長谷川式認知症スケール」

MCI (軽度認知障害)

この段階では、何もしてくれない
(対応しない病院が多数、医者自体も 意識しない)放置される例が多数

加齢によるものなのか?
軽度認知症が始まっているのか?

判別が難しい

→ 画像検査  MRI, CT など

MCI 長谷川式認知症スケール
https://info.ninchisho.net/check

 

脳波  てんかんのチェックに使うことが多い
一般的には、波線グラフが多い

ヒートマップ みたいな統計処理

脳の部位別に 機能をつかさどる部分の診断がわかりやすい

 

認知症がひどくなると・・・

興奮して怒り狂う、怒鳴り散らす 暴言をはく
家族や介護者に 暴力をふるう

脳の興奮を抑えるスイッチが外れた状態

特に「モノ、金を取られた!」という 被害妄想を持つ人が多い
家族に敵意をむき出しにする、辛い状況

だいたい平均 10~12年 続く

認知症は 生活習慣病だった !!

ライフスタイル医学
フィンランド 研究
(フィンランドも 湿気が多く、日本同様、カビ毒が多い)

 

食生活、運動、ストレス解消など

生活習慣を見直すことが、認知症の最大の予防策

 

認知症を引き起こす3つの脅威

1 炎症
急性炎症   ケガ、やけどなど
慢性炎症   すぐには何も出ないが 何かあったときに 突然 崩れる
ヘビースモーカー

2 栄養不足

食事の偏り
ビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどの不足
栄養不足

3 毒素
カビなどの微生物、重金属(体にとって毒になる金属)によって 引き起こされる

運動のメリット
インスリン調整、成長ホルモンが出る(=細胞、臓器修復)→ 老化予防
コルチゾール(ストレスがかかると出るホルモン、海馬を悪くする)が減少する

1週間で 150分の運動
毎日、20~30分、早足で歩く習慣をつけよう!!

週3回 運動すれば、320万円の薬 アデュカヌマブより はるかに効果が大

歯周病菌が、脳細胞に悪影響
→ 食後20分後に しっかり歯磨きする

インスタントコーヒー   カビ毒が多い
オクラトキシンA  腎臓ガンのリスク

 

※ 田中 記

日本では 精神科が もっとも治療効果が無い医療科目だそうだが、

実感として理解できる。

というのも、人間が精神的に病むのは ほぼ

経済的問題、人間関係、身体的健康の問題の 3パターンだ。

これらの環境、周囲の人間の影響を ただ患者の話を数分、聞いただけで、

どんどん 薬漬けにしてしまうのだから。

 

おそらく、精神病で投薬された人は、高齢になってから、

脳細胞に何かしら、影響が出てくるのは、想像に難くない。

認知症の 大きな要因とも 考えられる!

 

 - 健康