Yasukazu Tanaka ~ the vision of the world

田中靖和の世界観 ~ 好きな時に 好きな人と 好きなところで 自由に過ごす楽しい時間を積み上げる人生

*

アマゾン 理論 (水槽理論 / 鳥かご理論) ~ 学会非公認 オリジナル理論

人生50年を振り返り、人間、世の中の本質について、確信を得た論理を まとめた。

鳥かご理論(水槽理論)アマゾン理論

Birds Cage (Fish tank) Logic
Amazon River Logic

イジメ、攻撃被害から救うには、その群れから抜け出す、引き離す以外、解決策は無い!

 

イジメは 人間の本能だ。
だから、人類滅亡まで なくならない。

なくならないものを、なくそうとするのは、どだい無理な話。

なくならないが、回避する手段はある。

それは・・・・

イジメの集団から 抜け出す、離れること。

イジメの被害を防ぐには、イジメをなくすのではなく、イジメから引き離す!
これしか、正解はない。

なぜなら、人間は 群生動物、つまり、集団を作って生きている生き物だからだ。

鳥の集団を カゴに入れて飼っていると、必ず、弱い 個体が出てくる。
よってたかって、その弱い1羽をたたきのめし、出血した痛々しい姿にして、最後には死に至らせてしまう。

この1羽が死んだら、また次に弱った 別の1羽が犠牲になる。

魚でも、同じだ。

水槽に群れになるくらい入れて、飼っていれば、鳥と同様、弱ったものから、死ぬ。
魚の場合は、死んだら 水中でふやける。
そして、 他の魚が、つついて骨だけになるまで、食いつくす。
大小の魚を入れておけば、弱った小魚は、たちどころに、大きい魚の餌食だ。

こういう場合、救う方法は、弱った鳥を カゴから出して、別の場所に移す。
魚も 別の水槽に入れるしか、ない。

そのままにしておけば、あとは死を待つのみだ。

人間社会でいえば、鳥かごや水槽に当たるもの。
それが 学校や会社といった、集団だ。

極論、学校は 義務教育と、「学歴」という 強迫観念の 恐怖支配の鳥かご、水槽だ。
社畜という言葉は、まさに、給料というエサを与えられて 会社で生きている人々のことを言う。
社会人にとって、会社という 鳥かご、水槽の中で 生きている姿だ。

鳥かごの中にいれば、水槽の中にいれば、
当面の間は、エサをもらえ、生きていられる環境だ。

人間も 個性というように、1人1人は違うから、
集団の中で、強い個体と、弱い個体が 出てくる。

強いものが 弱いものをイジメる。

大人の世界がそうなのだから、子どもの世界は、その縮図。
いじめが なくなるわけがないのだ。

いじめをなくそう、というのは、教育委員会と、文部科学省が、
税金を使う大義名分と、仕事をしている、という ポーズに過ぎない。

いじめの被害をなくすには、いじめられている子を その集団から引き離すしか、ないのだ。

学校とか、学区制自体を 廃止する。

もはや、義務教育をやめ、文部科学省も教育委員会も解体してしまうのが、一番早い。

日本人は、国難が降りかかれば 民衆の中から 立ち上がる人が必ず出てくる。

幸いなことに、これまでの歴史で、リーダーがいなくて、国家が迷走した、ということは、無かったのだ。

あとは、国家衰退より、文部科学省、教育界の利権を優先するか?

それだけの問題だ。

【アマゾン理論】

アメリカ大手で、いまや 日本のシェアも大きい、Amazon

の話ではない。

Amazon 社より はるか昔からある、南米の アマゾン川の話だ。

 

あなたは、ピラニア、エンゼルフィッシュ、ネオンテトラ という魚は、

見聞きしたことが あるだろう。

 

ピラニアは、動物も食う肉食魚で、人間も、ピラニアの群れが いるときには、川に入るのは、危険だ。

イジメの話、動物の群れの話で ここで思い出して欲しいことがある。

 

獰猛なピラニアも、おとなしい鮮やかな小魚、ネオンテトラも、優雅なエンゼルフィッシュも

同じ アマゾン川で生きている、ということだ。

 

それも、アマゾン川の 上流、中流、下流と、住んでいる場所は 特に分かれていない。

同じ川の中に、肉食魚も プランクトンなどを食べている、おとなしい小魚も、いるのだ。

ここに、イジメの解決策が あるのだ!

 

同じ川に住んでいながら、

ピラニアが エンゼルフィッシュを食い尽くして、エンゼルフィッシュが絶滅の危機・・・・

なんてことは、ない。

ネオンテトラも 他の おとなしい小魚も、たくさん住み続けている。

 

これは、鳥かごとか、水槽とか、狭いところではなく、

アマゾン川という 巨大な水中世界だからだ。

巨大な世界だから、イジメられる、食べられそうになったら、逃げられる。

逃げ切れなければ、食べられてしまうが、隠れる、逃げ切るができれば、

そのまま 生存し、子孫を残して、種の存続が可能だ、ということだ。

そもそも いかにピラニアとて、

血のにおいをかぎつけたり、ピラニアの視界に入らない限り

襲うことは ない。

 

だから、イジメや 弱肉強食の世界で 生き延びるためには、

自分をイジメるものや、食べられてしまう強いものに

見つからないようにすることが大切だ。

隠れるか?

逃げるか?

人間だって、

広い世界に抜け出す、放つ!

ということが 重要なのだ。

 

いい加減、この本質に気付くべきときでは ないだろうか。

 

 

公開日:
最終更新日:2022/10/30